「保育士に興味があるがなるにはどうしたらいいの?」
「必要な資格や取得方法、仕事内容を知りたい!」
「社会人や主婦でもなれるの?」
こんなお悩みを解決します!
本記事の内容
・保育士とはどんな仕事
・保育士に必要な資格
・資格取得方法は大きく2つ
・社会人・主婦から保育士になることはできるの?
・保育士はどこで働くことができるの?
本記事を書いている餅子は学校に行って資格を取得し、保育園に10年以上勤務。保育園では、学校で資格を取得した方、社会人から転職された方、主婦から保育士になった方々と一緒に仕事をしていました。
この記事を読むことで、保育士に必要な資格や取得方法、仕事内容、社会人・主婦から保育士になるにはどうしたらいいのか、保育士はどこで働くことができるのかがなんとなくわかるようになりますよ。
5分で読めるので、保育士になりたい方は、最後まで読んでみてください。
1:保育士とはどんな仕事
保育園のお仕事を紹介
0歳児~5歳児の保育を必要とするこども達を預かり、健康状態をチェックしながら生活全般のお世話をしたり、遊びや生活・様々な体験を通してこども達の心身の発達をサポートする保育を考えながら行っていきます。
こども達の保育だけが仕事ではありません。全体・個人毎の保育計画やお便り、健康記録、行事計画、制作準備他様々な事務仕事があります。園内、園外の掃除やおもちゃの消毒など衛生的に過ごせるようにするのもお仕事。
また、連絡帳の記入や送り迎えの時に園での様子を伝えて保護者の方とコミュニケーションをとりつつ、情報を共有して一緒に子育てを行っていくサポートをしていきます。
こども達が安全・安心して過ごせるように他にも様々な仕事をしています。
2:保育士に必要な資格
保育士になるには「保育士資格」が必要。「保育士資格」は国家資格となります。
ただし、「認定こども園」で働きたいと思う場合は、「保育士資格」と「幼稚園教諭免許状」の両方が望ましい・必要とされるケースが多いです。
3:資格取得方法は大きく2つ
資格取得方法は大きく2つあります。
①「指定保育士養成施設」という保育士養成課程のある学校を卒業する
「指定保育士養成施設」には大学や短大・専門学校があり、単位を取得し学校を卒業すると、保育士資格を取得することができます。科目毎の単位を取得するためのテストはありますが、保育士試験を受けることはありません。
学校では、保育の基礎知識である座学やピアノ・絵本の読み聞かせなどの様々な実技を習います。実際に保育園に数週間行く保育実習が数回あるので、実際のこども達の様子や保育士の仕事に少し触れることができるいい体験が経験できます。
学校によっては必要な単位を取得すると「幼稚園教諭免許状」も一緒に取得することが可能。働きながら学びたい方には、通信教育や夜間学部のある学校もあります。
餅子は短大に進学しましたが、クラスの年齢の割合は10代が95%、
20代が5%でした。
②保育士試験に合格する
保育士試験を受験し、筆記試験と実技試験に合格すると「保育士資格」の取得が可能に。
ただし、受験資格があるため必ず一般社団法人全国保育士養成協議会のホームページを確認しましょう。
筆記試験は8科目あり、「保育原理」「教育原理および社会的養護」「子ども家庭福祉」「社会福祉」「保育の心理学」「子どもの保健」「子どもの食と栄養」「保育実習理論」の全てを合格すると、実技試験に進むことができます。
実技試験は3分野(音楽に関する技術・造形に関する技術・言語に関する技術)のうち2分野を選択して合格すると「保育士資格」の取得が可能に。合格後は都道府県の保育士登録申請手続きを行い保育士として働くことができます。
それぞれのメリット・デメリット
①学校に行くメリット
・座学は授業をまじめに受けて勉強していればテストで落ちることはあまりないと思われる。万が一テストに落ちた場合はだいたい追試あり。
・実技の授業も、いろんな授業がある。体を動かす授業が多めで、ダンスや体操、鉄棒にマット運動などなど他にもたくさん運動をするが、こどもにどう教えていくか、補助の仕方など教えてもらえる。
・絵本の読み聞かせや制作、乳児食・幼児食の調理実習などもある。保育実習は大変だが、こども達の実際の姿や保育士の仕事を近くで見ることができるのでとても勉強になりいい経験。保育園以外の福祉施設の実習もあり。
・ピアノ初心者の私も、ピアノの先生とのマンツーマンの授業のおかげでなんとか弾けるレベルに。おかげさまで、就職してからピアノの弾き語りも頑張れた。先生に感謝です!!
・どの授業も現場に出たときに役に立つ情報や体験をさせてくれるところ、卒業できれば資格を取得できることが学校の一番のメリット。
②学校に行くデメリット
・短大や専門学校でも最短2年、大学だと4年かかるので、保育士試験を受験するより時間がかかる可能性がある。
・2年制の短大・専門学校だと、1年生の時は9時~18時までずっと授業が入っている状態が多い。2年生になると少し空き時間がでてくる。
・入学金、授業料などお金がかかる。
③保育士試験を受けるメリット
・自分の好きな時間・空いている時間に勉強をすることができる。また、自分のペースで好きな場所で勉強できる。
・学校に行く場合と比べてお金がかからない
・頑張れば学校に行くより短い期間で資格を取得することができる可能性がある
④保育士試験を受けるデメリット
・自分で勉強するのでモチベーションの維持をするのが大変
・情報を自分で集めないといけない。
・実習がないので、就職したときに実践面に困る場面が出てくる。
・就職したときに、自分が想像していた職場と実際の職場の違いに戸惑う。
4:社会人・主婦から保育士になることができるの?
社会人や主婦から保育士になることができます。
実際働いていた保育園では、昼間は働いて夜間学校や通信制の大学に通って資格を取得した方、主婦で保育士試験を受けて資格を取得した方、会社を辞めて専門学校に入学し資格を取得した方がいて、長年働いている方もいます。
自分の生活や家庭状況がそれぞれ違うと思いますので、自分の状況にあった形で資格取得を目指しましょう。
5:保育士はどこで働くことができるの?
・保育園
・認定こども園(幼稚園免許状も必要のことが多い)
・企業内保育所
・病院内保育所
・病児保育
・保育ママ
・児童館
・放課後児童クラブ
・児童養護施設
・乳児院
・障がい児施設
・母子生活支援施設などで働くことができます
保育士は保育園以外の仕事を選択することもできます。
6:まとめ 保育士を目指す人は自分のライフスタイルに合わせて資格を取得しよう
今回は保育士になるにはどうしたらいいのかを解説してきました。要点をまとめます。
〇保育士の仕事
・保育士は、こども達の心と体の成長をサポートしながら、安心・安全に過ごせるように様々な仕事をしています。
〇保育士の資格・取得方法
・保育士になるには「保育士資格」が必要で取得方法は2つある。
・1つ目は、「指定保育士養成施設」という保育士養成課程のある学校を卒業する
・2つ目は、保育士試験に合格する
・それぞれメリット・デメリットがある
〇社会人・主婦から保育士になることができるの?
・現場では実際に社会人や主婦から保育士になった人達が働いているので、なることができる。
〇保育士はどこで働くことができるの?
・保育園だけではなく、児童館や児童養護施設、乳児院など様々な場所で働くことができる。
保育士になるには保育士資格が必要なので、保育士を目指す人は自分のライフスタイルに合わせて資格を取得しましょう。
より細かい内容は別記事で作成したいと思いますので、そちらをご覧ください。ここまでご覧いただきありがとうございました!!
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