保育園見学の必要性やポイントを保育士が解説!!

「保育園ってどこも同じ?違いがあるの?」
「保育園見学に行く予定だがどこをみればいいの?見るポイントを知りたい」
「保育園見学の予約の取り方を知りたい」


こんなお悩みを解決します。

本記事の内容
・保育園見学の必要性 
・保育園見学はいつから?(見学時間はどの時間帯?)
・保育園見学の予約の取り方
・保育園見学時の服装
・保育園見学の際のポイント

餅子

本記事を書いている餅子は保育園に10年以上勤務し、複数の保育園で勤務経験ありの保育士。また1児の母でもあり、実際に保育園見学を5園まわった経験あり。

この記事を読むことで、保育園見学の必要性や予約の取り方、保育園見学の際のポイントがわかるようになりますよ。

5分で読めるので、保育園見学について知りたい方は、最後まで読んでみてください。

目次

1:保育園見学の必要


保育園見学は、保育園の特徴や特色を知れて、どんな保育士がいてどんな保育をしているのかを実際に見ることができるチャンスです!!

見学に行く、行かないは個人の自由なのですが、餅子個人としては保育園見学に行くのをおすすめします。なぜなら、保育園や保育士も色々な園・人がいるので、保育園によってこんなこどもに育ってほしいなという考え・保育方法やルールが違います。そのため入ってみたら思っていたのと違った、合わなかったというリスクを減らすことができるからです。

また、食物アレルギーを持っている場合は園によって食物アレルギー対応が変わってくるので、必ず保育園見学に行き相談しましょう。件数は2~5園まわるのがおすすめです!!第一希望の園に必ず入れるというわけではないので、複数回って希望順位をつけましょう。

2:保育園見学はいつから?(見学時間はどの時間帯?)


1年中行っている保育園もあれば、期間や時間帯を指定している保育園もあります。ホームページを見たり、電話で確認してみましょう。

見学時間帯は10時~お昼の時間前を提案されることが多いと思います。この時間帯だと、こども達の遊んでいる姿や制作、運動遊び、音楽遊びなど活動している姿を見ることができます。0~2歳児は3~5歳児に比べて早めにお昼ご飯になるので食事をしている姿も見ることができる可能性があります。

こども達の姿や保育士の様子が一番みやすい時間帯なので10時~お昼の時間前位がおすすめです。

3:保育園見学の予約の取り方


電話で予約を取る園が多いと思います。電話をする前に数日候補を考えてから電話をかけるのをおすすめします。時間帯は園長や事務の職員がいる平日の10時~16時くらいにしましょう。(ちなみに土曜日は園長もおらず、担当の職員もいないので対応できる職員がいない可能性が高いです)

電話をかける際は、保育園見学をしたい旨を伝えると、園長か担当の職員が対応し、日程を決定したり、園見学時の持ち物があれば持ち物の話などを話してくれます。そのため、電話をかける前にメモ帳と筆記用具を用意しておくことをおすすめします。

4:保育園見学時の服装


清潔感のある普段着で大丈夫です。派手な服や露出が高い服、素足は避けたほうがいいでしょう。
保育園の資料をもらえる園もあるので、資料がはいるバッグをもっていくといいでしょう。

5:保育園見学の際のポイント


①保育園の特徴・特色・ルール

各保育園で特徴・特色・ルールは全然違います。英語や算数、運動、音楽、外遊びをたくさん取り入れて保育しているなど様々です。また、クラスごとの保育なのか、縦割り保育(3~5歳が一緒のクラスなど)なのかなど保育方法も違います。

ルールも各園であるので、アンパンマンなどのキャラクターがだめな園、お支度を保護者がする園、登園降園時間を決めるときのルールの違いなど様々です。

園長や担当の職員が園の資料やお話ししながら説明してくれる園が多いと思いますが、中にはこちらからきかないとお話ししてくれない園もあるので、気になることは遠慮せずにききましょう。その際、事前に何を聞きたいか質問リストを作っていくと忘れずに聞けていいと思います。例えば・・・

・何時から何時まで預かってもらえるか?
・延長保育の料金体制、夕食はでるのか?人数はどれくらいいるのか?
・持ち物は何をもっていくのか?
・お支度は誰がやるのか?(保護者の場合と保育園で全部やってくれる場合とあります)
・連絡帳は紙なのか?アプリなのか?
・外遊びの頻度は?(外遊びを行わない園もあるため・・)
・食物アレルギー対応はどうしているのか?
・おむつは紙おむつ?布おむつ?
→近年では保育園でおむつを処理してくれる園が増えてきましたが、持ち帰る園もあるので確認したほうがいいでしょう。
・乳児のお昼寝時の安全確認の対応(センサーを導入している保育園もあります)

など。保育園によって全然違うので確認しておきましょう。

②こども達の様子

遊んでいるこども達の様子をみてみましょう。

・表情がいきいきとして笑顔でいるか
・集中して遊べるおもちゃが用意されていて遊びこんでいるか
・○○してほしいときや泣いたとき、トラブルがあった時に保育者が対応しているか

などみてみると保育園の雰囲気がわかっていいでしょう。

③保育士の対応

保育士の対応をみてみましょう。

保育士の話し方や対応は丁寧かつ笑顔で接しているか
・こども達からの要求や泣いた時トラブルがあった時に、こどもと向き合って対応しているか
・声の大きさは適切な大きさか

・こども達が集中して遊びこめるおもちゃを自分で選んでとれる場所に用意しているか
・こども達が楽しめる保育を行っているか
・外遊びをしているときに鉄棒やジャングルジムなど固定遊具で遊んでいるこどもの側に保育士がついているか

→保育士が側についていないと事故や怪我につながるので必ずつくようになっています。できていない保育園は事故や怪我につながりやすいです
・保育士の配置基準以下になっていないか
(0歳児だとこども3人に保育士が1人→3:1、1・2歳児だと6:1、
3歳児だと20:1、4歳児以上30:1)

④給食

給食も保育園によって違い、おいしい給食の保育園や行事食などメニューを工夫している園、おかわりが用意されている園、国産の食材を使用している園、反対に食事量が少ない園、メニューが2週間で1セットなので月に2回同じメニューが繰り返される園、外国産の食材を多用している園と様々です。

食物アレルギーがある場合は特にアレルギー対応も確認しましょう。

⑤保育園の環境

保育園が清潔に保たれているか、安全に配慮されているかをみましょう。こども達にとって衛生的な環境で過ごすのはとても重要です。清潔にするために力を入れている保育園は、こども達も衛生的に過ごすことができます。

安全面では、門で確認されないと入れないなどセキュリティに力を入れている保育園、緊急時の対応を訓練している保育園など安全面も様々なので自分のこどもを守るためにも必ず確認しましょう。

画びょうを使わない、0・1歳児だとだとぶつかりそうな棚の角などにはクッション材をつけていたりなど保育室も危なくないように環境を設定しているので、注目してみましょう。

6:まとめ


保育園見学の必要性

・保育園見学は、保育園の特徴や特色を知ることができる。保育園や保育士も色々な園・人がいるので、保育園によってこんなこどもに育ってほしいなという考え・保育方法やルールが違う。そのため入ってみたら思っていたのと違った、合わなかったというリスクを減らすことができる。
・食物アレルギーを持っている場合は園によって食物アレルギー対応が変わってくるので、必ず見学に行き相談しましょう。

保育園見学はいつから?(見学時間はどの時間帯?)

・1年中行っている保育園もあれば、期間や時間帯を指定している保育園もあるので、ホームページを見たり、電話で確認してみましょう。
・見学時間帯は10時~お昼の時間前を提案されることが多い。この時間帯だと、こども達の遊んでいる姿など活動している姿を見ることができる。

保育園見学の予約の取り方

・電話で予約を取る園が多い。電話をする前に数日候補を考えてから電話をかけるのがおすすめ。時間帯は園長や事務の職員がいる平日の10時~16時くらいにしましょう。
・電話をかける際は、保育園見学をしたい旨を伝えると、園長か担当の職員が対応し、日程を決定したり、園見学時の持ち物があれば持ち物の話などを話してくれる。そのため、電話をかける前にメモ帳と筆記用具を用意しておくことをおすすめ。

保育園見学時の服装

・清潔感のある普段着で、派手な服や露出が高い服、素足は避けたほうがいい。保育園の資料をもらえる園もあるので、資料がはいるバッグをもっていくといい。

保育園見学の際のポイント

①保育園の特徴・特色・ルール
・各保育園で特徴・特色・ルールは全然違う。英語や算数、外遊びをたくさん取り入れて保育しているなど様々。また、クラスごとの保育なのか、縦割り保育なのかなど保育方法も違う。ルールも各園であるので確認が必要。
・園長などが園の資料や話しながら説明してくれる園が多いが中にはこちらからきかないと話してくれない園もあるので、気になることは遠慮せずにききましょう。その際、事前に何を聞きたいか質問リストを作っていくと忘れずに聞けていい。

②こども達の様子
・表情がいきいきとして笑顔でいるか、○○してほしいときや泣いたとき、トラブルがあった時に保育者が対応しているか
・集中して遊べるおもちゃが用意されていて遊びこんでいるか

③保育士の対応
・保育士の話し方や対応は丁寧かつ笑顔で接しているか、声の大きさは適切な大きさか
・こども達からの要求や泣いた時トラブルがあった時に、こどもと向き合って対応しているか
・こども達が集中して遊びこめるおもちゃを自分で選んでとれる場所に用意しているか
・こども達が楽しめる保育を行っているか
・保育士の配置基準以下になっていないか、外遊びの際ジャングルジムなどの固定遊具に保育士が側についているか

④給食
・給食も保育園によって違い、おいしい給食の保育園や行事食などメニューを工夫している園、国産の食材を使用している園もあれば、反対に食事量が少ない園、メニューが2週間で1セットなので月に2回同じメニューが繰り返される園と様々。
・食物アレルギーがある場合は特にアレルギー対応も確認しましょう。

⑤保育園の環境
・保育園が清潔に保たれているか、安全に配慮されているかをみましょう。清潔にするために力を入れている保育園は、こども達も衛生的に過ごすことができる。安全面では、門で確認されないと入れないなどセキュリティに力を入れている保育園など安全面も様々なので自分のこどもを守るためにも必ず確認しましょう。

餅子

様々な保育園があるので、保育園見学を複数して、こどもにも自分達のライフスタイルにも合う保育園をみつけましょう。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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