皆さんこんにちは角餅雄です。
今回は、柔道整復師にはどんな人が向いているのかについてお話しします。
この記事を読まれているということは、
これから柔道整復師を目指そうとしている方や、今柔道整復師をしていて自分に向いてるのか迷っている方が多いと思います。私が長年柔道整復師をしてきた中で考える柔道整復師に向いている人についてお話ししますので、ぜひ最後までご覧ください!
この記事を書いている角餅雄は、
社会人から柔道整復師の専門学校に入学、資格取得後整骨院で院長などを経て現在は整骨院兼整体院として独立しています。その中で多くの柔道整復師をみてきましたので参考になると思います。
柔道整復師の仕事内容はこんな感じ
柔道整復師のお仕事にはどんなイメージがあるでしょうか?
おじいさんやおばあさんをマッサージしたり電気をかけたり、捻挫などのけがをした学生の治療をしたりなどなどあると思います。どちらも正解です。
基本的に私たち柔道整復師の仕事は、体を痛めている人(けがや腰痛など)を楽にしてあげるのがメインのお仕事です。そのために、柔道整復師の資格を取るために人体について多くを学びますし、現場に出てからも技術を突き詰めたり日々努力が必要な仕事です。
こんな人が柔道整復師に向いている
いくつかこんな人が柔道整復師に向いているという特徴をあげます。すべて当てはまらないといけないわけでもありませんし、一つしか当てはまらなかった場合も特に問題はありません。今まで柔道整復師として働き、多くの柔道整復師に会った経験をもとに、こんな人が柔道整復師に向いているという目安としてご覧ください。
1、思いやりがある
一つ目は思いやりがあることです。ホスピタリティと言い換えてもいいですが、患者さんの立場に立って考えられることや行動できることがとても大事になります。ここに関しては割と持っている人が多いなという印象です。そもそも誰かを元気にしたいという思いで柔道整復師になる人がほとんどなので、患者さんに寄り添って共感できる人は柔道整復師に向いていると考えています。
2、努力ができる
これは他のお仕事でもそうですが、柔道整復師においてとても大事です。なぜかというと、日々対応する患者さんは、症状も違えば年齢も生活環境も全然違います。そのため、3か月前と同じことを繰り返しているだけでは周りにもおいていかれますし、患者さんにも満足してもらうことができません。常に進化していく努力ができるかどうかが柔道整復師としてとても大事です。
3、コミュニケーション能力が高い
人を相手にする職業ですので、コミュニケーション能力はとても重要です。特に、初診の際の問診では、患者さんがどういった経緯でけがをしたのかや、どういった悩みがあるのかなどを引き出す必要がありますので、コミュニケーション能力は求められます。加えて、自費施術の場合はリピートしてもらうことが重要になりますので、患者さんと関係性を築けるかが重要です。
この考え方がないと続けるのが厳しい
柔道整復師を志す多くの人は、基本的に思いやりのある人が多いです。このタイプの最大の弱点は、商売が苦手な場合が多いということです。その結果として、患者さんが安く通えた方が喜ぶだろうと、保険での施術を続けてしまうという場合が多く、いわゆる安売りをしてしまうのです。これが結果として自分たちの首を絞めています。
技術にかける時間やセミナーの費用、開業のための資金などすべてに多くのお金がかかっているのは事実ですし、私たちの商品は技術のためはっきりした価格というものがありません。小売りであれば仕入れ原価があって、その上で経費を上乗せして、利益を上乗せするのでわかりやすいのですが、仕入れなどがない分ここが曖昧になりやすいです。
私たちの仕事は患者さんを笑顔にする仕事ですが、仕事である以上対価はしっかりもらわなくてはなりません。だからこそ、仕事に対しての対価はしっかりいただくという感覚は常に持っておいた方が良いです。
私も仕事を始めたばかりのころは、自費がメインの接骨院だったため、こんなに料金をもらってしまっていいのだろうか?と考えてしまっていた時期もありました。特に接骨院は今やコンビニよりも多く強豪がひしめいています。そのため価格競争も起こりやすいです。
ですが、ここではっきりお伝えしておきたいのは、安いから来るという人は長くは来ないということです。安さでしか判断していただけないと、他に安い接骨院ができた時にすぐそちらに流れてしましいます。
だからこそ、柔道整復師に向いている3つの条件が重要となります。
患者さんの事を思いやり、患者さんのために努力し、患者さんとコミュニケーションを取って信頼関係を構築していくということが、価格競争に巻き込まれないとても大事な条件なのです。
まとめ
柔道整復師の仕事内容はこんな感じ
患者さんを元気にする仕事です。日々施術を行い患者さんのために頑張り続ける仕事となります。
こんな人が柔道整復師に向いている
1、思いやりがある
患者さんの事を考え、どうすれば患者さんがいい方向に進むかを考えられることが大事です。
2、努力ができる
患者さんのために日々技術を研ぎ澄ましていく必要があるので努力は絶対条件です。
3、コミュニケーション能力が高い
対人の仕事のためコミュニケーション能力はとても重要となります。
この考え方がないと続けるのが厳しい
私たちの仕事は対価(お金)をしっかりいただくという考え方が大事です。安くすれば来る人もいますがそういった人は長続きしません。3つの条件を大事に良い関係性を作っていきましょう。
いかがだったでしょうか?
今回は、こんな人を柔道整復師に向いているという内容でした。思いやり以外は自分で何とかできるところが多いので、あまり気にしなくても大丈夫だと思います。あくまで参考程度に考えてくださいね!それでは角餅雄でした。
コメント