柔道整復師国家試験におすすめの参考書・過去問をご紹介

餅雄

皆さんこんにちは角餅雄です。
今回は、柔道整復師国家試験のためにおすすめの参考書や過去問題集についてお話しします。

この記事を読まれているということは、

今現在柔道整復師の学校に通っていて思っていた以上に勉強が難しい…という方や、参考書って必要なの?という方が多いと思いますので、私の実体験をもとに参考書の必要性やおすすめの過去問題集をお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事を書いている角餅雄は、

社会人から柔道整復師の専門学校に入学しストレートで国家試験を合格しております。ちなみに私が受験した年はここ10年くらいで一番合格率が低い年でした。出題傾向がガラッと変わった年でしたが、それでも合格できておりますので、参考になると思います。

目次

国家試験のために参考書は必要?

そもそも参考書とは自分がわからない教科をより理解しやすくするものです。加えて、参考書を読むことでより深い知識を学ぶことができます。

では、参考書が必要かどうかについてですが、ぶっちゃけ微妙です。

なぜかというと、参考書から国家試験の問題は出ないからです。当然の事ですが、国家試験は教科書の中から出題されます。参考書を読むなら正直教科書を2、3回読んだ方がより理解できると思います。ただ、とっつきにくいジャンル(生理学など)は導入のために参考書を読んでみることをおすすめします。

私も実際に参考書はたくさん買っています。大きい本屋さんに行くと、関連書籍がずらっと並んでいて、なんだか頭が良くなりそうな気がする!的ななんとも頭の悪い理由で何冊も買っていました。その中でこれは!というものを、基礎学習・暗記・過去問に分けてご紹介します。

基礎学習

のほほん解剖生理学 著玉先生

解剖生理学の参考書ならこれがマジでオススメです。

のほほん解剖生理学 [ 玉先生 ]

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おすすめポイントは以下の通りです。

・はじめはわかりづらい生理学をわかりやすい言葉で理解

・イラストを多用(ほぼイラスト)していて視覚的に覚えやすい

・体の事が全く分からない1年生にオススメ!

正直他の参考書よりも圧倒的にわかりやすいのでオススメします。

そのほかの教科の参考書に関しては正直必要ないかなと思います。理由としては、以前の国家試験対策の勉強法の記事でもご紹介した通り、配点が少ないためそこまで深く理解する必要はないからです。
※あくまで国家試験対策のための話です

暗記

よく柔道整復師の参考書といえば【黒本】と言われますよね。確かに私も黒本を持っています。まだ中身を見たことがない方に軽く内容をお話しすると、黒本とは用語をまとめた本になります。要点をとらえているのでわかりやすく、赤の下敷きで隠して覚えたりできます。ポケットサイズなので持ち運びにも便利です。

国試黒本HP:https://kurohon.jp/product/

ですが私としては正直あってもなくてもどっちでもよかったかなと思います。これは勉強するスタイルによって変わるので一概には言えませんのでそれだけはご了承ください。

私の場合はノートに要点をまとめるスタイルなので、いうなれば自作の黒本を作るような形になります。そのためあまり必要性を感じませんでした。自分で作るのがめんどくさい場合や別の覚え方をする場合はおすすめです。

ですが、暗記すれば合格に近づくのが柔道整復師の国家試験ですので、自分で作ったほうが時間はかかりますが記憶には残ると考えます。国家試験の勉強法はこちらから↓

過去問

過去問は絶対に必須です。

これを使いました!っていう過去問を乗せたかったのですが、私が使っていた過去問ははるか昔のものなのであるはずもなく…

ということで、こんな過去問を選ぶといいよ!というのをご紹介していきます。

とにかく分厚い過去問

過去問はとにかく分厚い奴を選びましょう。理由としては、問題がたくさん解けるからです。とにかくたくさん問題を解いて、それを何周もしましょう。すると記憶に定着し、全く同じ問題ではないにしろ、似たような問題を取りこぼすことは少なくなります。

たまに厳選しました的な薄めの過去問がありますが、私としては過去問をやる段階で厳選しても意味がないと思いますので、分厚い過去問にしましょう。

問題の近くに解説がないもの

たまに問題の真横に解説があるものがありますが、正直隠しながら問題を解かなくてはいけないので繰り返していくうちにストレスになります。解説の問題が別のものまたは、近くにないものを選びましょう。

国家試験合格後にはこんな書籍がオススメ

若干余談にはなりますが、国家試験までは必要な情報以外は入れないスタンスでいいと思います。ですが、国家試験合格後にはそこからさらに自分で勉強をしていく必要があります。柔道整復師はもちろん技術が大事です。ですが技術を生かすためには様々な知識も必要です。柔道整復師になってやっとスタートラインですので、たくさんの本を読み日々勉強していきましょう。

といっても、何から手を付ければいいかわからないと思いますので、これは必須というものだけご紹介します。

プロメテウス解剖学 コア アトラス

プロメテウス解剖学 コア アトラス 第4版 [ Anne M. Gilroy ]

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人体の精密なイラストが載っている医学書になります。これは正直必須です。患者さんの体に触れる仕事だからこそ、誰よりも体の事を知っている必要があります

おそらく就職先の接骨院には必ずあると思います。最近はこのアトラスをスマホやタブレットでも見られるアプリ(有料)もありますので、どちらかは必ず入手しておきましょう。

餅雄

ちなみに角餅雄は書籍とアプリの両方持ってます。
現場でも患者さんにタブレットで見せながら説明もしたりできるのでとても便利です。

他にも検査やストレッチ等、知っておいた方がいいこともたくさんありますが、患者さんの施術を行っていく中で、わからないことがあれば買い足していき、少しづつ自分の知識を広げていくことが大切ですので、その都度自分に合った書籍を選んでみてくださいね。

私もそうですし、周りの先輩や院長先生なども同じように成長していますので、相談することも大切です。

まとめ

国家試験のために参考書は必要?

基本的に教科書で十分。苦手な科目は簡単に書かれた参考書を読んでみましょう。

基礎学習 のほほん解剖生理学 著玉先生

のほほん解剖生理学 [ 玉先生 ]

価格:1,628円
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とにかくわかりやすくて、生理学が苦手な1年生におすすめです。

暗記 黒本または自作ノート

黒本は暗記するべきものを先に書いてくれていますので効率的に学習できます。がっつり頭に入れるのであればノートを作るのもいいでしょう。

過去問

とにかく分厚くて、問題の近くに解説がないものにしましょう。

国家試験合格後にはこんな書籍がオススメ

国家試験合格後からも日々勉強していくことが大事です。必須になるのはアトラスです。壁にぶち当たったらアトラスに戻りましょう。

プロメテウス解剖学 コア アトラス 第4版 [ Anne M. Gilroy ]

価格:10,450円
(2022/11/8 22:46時点)

餅雄

いかがだったでしょうか。 今回は柔道整復師の国家試験に向けて参考書や過去問の必要性についてお話ししました。私が知る範囲ではこれで国家試験自体は問題ないと思います。むしろ柔道整復師になった後からが本番ですので、患者さんのために頑張りましょう。角餅雄でした

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