【3か月で合格を目指す!】柔道整復師国家試験の勉強法【社会人から柔整へ】

餅雄

皆さんこんにちは角餅雄です。
今回は、柔道整復師国家試験に向けての勉強法についてお話しします。

この記事を読まれているということは、

今現在柔道整復師の学校に通っていたり、どんな風に勉強するのか知りたいというかあが多いと思いますので、私の実体験をもとに効率的な勉強方法をお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事を書いている角餅雄は、

社会人から柔道整復師の専門学校に入学しストレートで国家試験を合格しております。ちなみに私が受験した年はここ10年くらいで一番合格率が低い年でした。出題傾向がガラッと変わった年でしたが、それでも合格できておりますので、参考になると思います。

目次

国家試験の概要をさらっと振り返り

柔道整復師の国家試験は年に1回3月ごろに行われます。

出題範囲は、解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論、関係法規となります。並びを見ただけでも嫌になる科目数の多さですね。

国家試験には必修問題と一般問題(各科目の問題)があり、このうち必修問題は50問中80%以上通常問題は200問中60%以上正解すると国家試験に合格することができます。

合格率はここ10年で65%前後となっております。

ちなみに現役合格しないと合格率が極端に落ちますので、何とか現役合格を目指してください。

3か月で合格するにはこんな風に勉強するのがおすすめ

角餅雄の場合は、バイトを頑張っていた関係上、本腰を入れて国家試験の勉強を始めたのが12月でした。つまり、約3か月で徹底的に詰め込んで何とか現役合格しております。12月いっぱいでバイトを辞め、1,2月は毎日のように勉強していました。専門学校での3年間を通して赤点はありませんでしたが、上位の得点を取るでもない中くらいの学力だと思っていただければと思います。そんな私が合格した方法を順序立ててお話ししていきます。

1、計画を立てる

何をするにもまずは計画を立てましょう。短い期間で国家試験に合格する場合は努力の方向性を間違えた段階で詰みます。

私がまず目を付けたのは科目ごとの配点です。一番ボリュームが大きい柔道整復理論、次に配点の多い解剖学・生理学、その他(めっちゃ雑)みたいな感じで優先度を決めました。正直この3科目を9割取れればあとはちょこちょこ点数を取るだけで合格できます。

そのため私は、柔道整復理論→解剖学→生理学→一般臨床等…の順番で勉強を進めていくことにしました。

今だから言えますが、メイン3科目の他の科目でどうしても苦手な科目(運動学とか公衆衛生とか)は捨てました。捨てたと言っても最低限は過去問で解きましたが、深入りはせず、出たらあきらめるくらいの気持ちでした。とにかく期間が短いので国家試験において重要じゃない科目は捨てるのも勇気です。ただ、捨てすぎると詰むので2~3教科で出題が少ないものだけにしましょう。

2、ノートにまとめる

誤解を恐れずに言います。柔道整復師の国家試験は暗記ゲーです。つまり覚えてさえしまえば、後は合格するだけです。

そして暗記にめっちゃ効果的なのが、書いて読む(音読)方法です。五感をたくさん使う方法ですね。触覚で書いて、視覚で見て、聴覚で聞く。これは騙されたと思って試してみてください。めっちゃ記憶に残ります。

細かいやり方としては、授業中先生が『ここ大事だよ』と言ってアンダーラインを引いていたところを中心に、教科書の頭からひたすらノートにまとめます。その時に独り言のようにしゃべりながら書きましょう。それをひたすら繰り返します。

ノート自体はきれいにまとめる必要はありません。好きな文字の大きさで自分だけがわかるように書きましょう。私の場合は、頻繁にでる用語は短縮記号(アルファベットの頭文字等)で書くようにしてまとめる速度を上げました。

例えば、

骨折=fr(骨折は英語でfractureなので頭文字を取りました)や、

脱臼=D

動脈=A

静脈=V

神経=N

○○骨=○○B

○○筋=○○M等です。

とにかく画数が多い漢字はどんどん短縮で書いていくようにしました。何せ国家試験まで時間がないですからね。

ノートを見返して症候群をSKGと書いていたのを見つけた時に、当時の自分大分切羽詰まってたんだなと思いました。

さらに効率アップする方法として、明らかに覚えているものは飛ばしてもOKにしましょう。とにかく終わらせることが大事です。

加えて、より覚えるために下手でもいいので絵を描きましょう。字面だけだと覚えるのが難しいものでも、絵にするとより頭に入りますのでオススメです。

そんなこんなでまとめたノートが、柔道整復理論で3冊、解剖学2冊、生理学2冊ぐらいになりました。他の教科は大事そうなところだけさらっとまとめました。

ノートにまとめ終わるのにだいたい1~2か月はかかると思います。

3、過去問を解きまくる

ノートにまとめ終わったらあとはひたすら過去問を解きます

過去問を解くルールとして、わからない問題はチェックをつけて飛ばします。一単元終わったら、間違えたところを見直します。

間違いには【知っていたけどど忘れした】、【そもそも知らなかった】の2種類があります。ど忘れの場合はそこまで気にせずに過去問を再度解き直します。

そもそも知らない場合は、まとめたノートに追加で書き加えます。先生が大事だと言っていなかった所でも国家試験に出るものは結構ありますので、知識として覚えておきましょう。大体過去問の解答冊子に解説が乗っていますのでそれを参考にします。

正直間違えまくっても全然問題ないです。間違えたらそれはそれでどんどん先に進んでいくことが大事です。

そんなこんなで過去問を1周し終えたらさらに1周、もう1周と最低でも3周はしましょう。3周し終わったころには、大体の問題が頭に入っています。

余談ですが、国家試験には制限時間があります。一個一個悩んでいると当然終わりません。ですので、本番でもわからない問題はチェックをつけて飛ばして、まず最後まで解き終わりましょう。その後に時間いっぱいまで悩んで考えます。その練習だと思って、飛ばすことに慣れてくださいね。

必修問題はどうする?

学校の先生に、『必修問題を落とすとそれだけで不合格になるから気をつけろ!』的なことを言われた記憶があると思います。というか私も言われました。ですが安心してください。必修問題は正直簡単です。上記の勉強法をしていればまず落とすことはないと思います。必修問題は出題意図として、『これ知らないのヤバいよね』という前提(たぶん)で作られているので、過去問で解くときも簡単に解けると思います。

だからこそ一つだけアドバイスです。本番では絶対に見直しを徹底してください。最低3~4回は見直してください。本番の環境は緊張や周りのペンの音で絶対にいつもと違う心理状態になっています。だからこそ必修の見直しだけは嫌って程行いましょう。私の同級生にも何人か必修問題を落として不合格になった人がいました。それだけ本番はいつもと違うという感覚をもって試験に挑んでくださいね。

まとめ

国家試験の概要をさらっと振り返り

年に1回しかない。

必修問題と一般問題があり、このうち必修問題は50問中80%以上、通常問題は200問中60%以上正解すると国家試験に合格することができる。

合格率はここ10年で65%前後。

現役合格しないと合格率がめっちゃ下がる。

3か月で合格するにはこんな風に勉強するのがおすすめ

1、計画を立てる

配点の多い科目から勉強を始めましょう。

逆に配点の少ない科目は捨ててもOK(捨てすぎはNG)

2、ノートにまとめる

とにかくノートにまとめましょう。

書いて読む(音読)する方法で進めて、短縮記号で書く方法やわかりきっているところは飛ばすなど、より効率を重視していきます。絵を描くとより覚えられるのでオススメです。

3、過去問を解きまくる

過去問は最低3周しましょう。わからなかったところは飛ばして、ど忘れかそもそも知らないかに分けておきましょう。

餅雄

いかがだったでしょうか?
角餅雄はこの方法で国家試験を突破しておりますので、取り入れられそうなところだけでも取り入れてみてください。国家試験は本当に大変ですが、突破してしまえばこっちのものです。悔いが残らないように受験勉強頑張ってくださいね!角餅雄でした。

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